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量的緩和とゼロ金利政策の終着点。

■量的緩和政策の影響とその解除による再出発。

 量的緩和によって最も恩恵を受けたのは、超低金利で経営が楽になった『金融機関』です。この政策によって、高い金利を支払わずに資金を調達(集める)ことができるようになりました。それは貸出金利の低下を通じて企業にも広がり、景気回復を支えてきました。(とはいうものの、バブル経済の崩壊で深い傷を負っていた金融機関は、この量的緩和の状況下において過去を忘れられず、融資先の選別をより深めていったような感はありますが…。)

 この量的緩和、すべてがハッピーにはできていませんでした。そのコストは、預貯金金利の低下を通じて預金者が負担(今までなら得られていたであろう利息収入が激減)してきたと言えます。その量的緩和の解除が今回、宣言されたことで「日本の金融政策は自由度を高め、再出発することになる」と言ってもいいのではないでしょうか。

■長期金利は上昇トレンドだろう。
 
 量的緩和解除の最初の影響は、長期金利(通常10年最長期国債の流通利回りで見る)の上昇の形で現れる可能性が大きいと思います。ま、これは巷でよく言われていることなので、説明については新聞紙上等で確認して下さい。

 さて、自分に身近な話をすれば…、『国債』です。すでに顧客から注文が入っています(^_^;)その長期金利の上昇はこの13日から発売される個人向け国債に大きな影響を及ぼします。その金利変動は長期金利にほぼ連動していますから。前回よりスタート金利が上がります。顧客は単純に喜ぶだろうな…。ただ、預金金利に跳ね返ってくるのはもっと先になるでしょうね、たぶん。

 さて、しばらくはゼロ金利政策は維持されるでしょうが、いずれは融資の金利も引き上げざるを得ない状況がくると思います。その時、これまで低レート攻勢を進めていた金融機関は、そう戦略をとるのでしょうか?金融機関に勤めていますが、この判断、戦略転換は非常に難しいでしょうね。現場で金利交渉する立場としては気分が重~いですね、ホント。
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